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ここではSAP・ERPを導入する前に知っておくと後悔しないポイントを紹介します。まずはSAPとは何かといった基礎的な情報から、導入費用の相場、流れ、失敗などを解説。事前にチェックしたうえで、SAPの導入や導入支援パートナーを選ぶと良いでしょう。
SAPとはドイツの企業です。システム分析とプログラム開発を意味するSystemanalyse und Programmentwicklungの略称で、企業の経営や業務の効率化、経営の意思決定の迅速化を支援するためのシステムです。企業の経営資源となる「人・物・資金」の情報の一元管理や経営を可視化します。
SAPはドイツに本社を置く企業名で、ERPも提供しています。ERPとは企業業務の統合管理ソフトウェアで、財務や在庫管理、製造、人事など企業内の多くのデータを一元管理するためのものです。SAPの企業統合システムとしての知名度が高いことから、ERPと混同されがちですが、厳密には企業業務統合管理ソフトのERPと、そのERPを提供しているSAPはそれぞれ異なるものです。
SAP ERPは1972年に誕生し、「SAP R/1」で会計データの集中管理を実現しました。1979年の「R/2」ではメインフレームによる拠点横断処理を強化し、1992年にはクライアント/サーバー方式の「R/3」が登場して普及が加速。その後、ERP Central Component(ECC)として機能を拡張し、2015年にはインメモリーデータベース「HANA」を基盤とする「S/4HANA」がリリースされました。リアルタイム分析やクラウド対応が可能となり、現在もオンプレミスとクラウドで提供されています。
SAP S/4HANA オンプレミスは、自社サーバー上でフル機能を活用できる点が大きな魅力です。一方、パブリッククラウドは迅速な導入と定期的なアップデートを実現するため、導入後に最新の環境を利用できます。専用環境を構築するプライベートクラウドは、より厳格なセキュリティ要件にも対応可能なのが特徴です。中堅・中小企業向けの Business ByDesign は、導入から運用に至るまでプロセスが標準化されており、Business One はさらに構成を簡素化することでコストを抑えつつ基本機能をしっかりカバーしています。
SAP ERPのモジュールとは、企業活動に必要な業務機能を用途別に切り分けた「部品」のようなものです。財務会計や在庫管理、生産計画など、それぞれ特化した機能をもつモジュールを組み合わせることで、自社に最適な統合システムを構築できます。以下は主なモジュールです。
これらを必要に応じて導入すれば、会計から人事、物流、生産、保全まで一元管理が可能です。部門間の情報共有が進み、迅速な意思決定と業務効率化を同時に実現できます。
SAPを導入すると、コスト削減や内部統制の強化、業務効率化などそのメリットは多々あります。ここでは、SAPを導入するメリットを解説。SAPの導入を検討している方は、改めてSAPを導入することで得られるメリットを確認しておきましょう。
SAPを導入するにあたって、どのくらい費用がかかるのでしょうか。ここでは、SAPの導入費用について解説しています。ERP・SAPの導入には、サポート費用のほか、カスタマイズ費用やトレーニング費用がかかります。綿密な導入計画を立てるためにも事前に費用を把握しておきましょう。
SAPの導入では、業務プロセスの効率化やデータの一元管理など多くのメリットがありますが、導入にかかる時間が業務に影響を及ぼす可能性があります。導入フローを事前に把握し、段階的に計画することで、スムーズな実施が可能になります。以下のページでは、SAP導入の流れを紹介しています。
SAPを導入して失敗してしまったケースもあります。SAPは素晴らしいツールではありますが、環境によっては必ずしもメリットになるとは限りません。そこで、失敗してしまう理由と失敗しないためのポイントを紹介します。実際に失敗した事例を確認しておくことで、導入前のリスクヘッジになるだけでなく、どういった観点で導入支援パートナーを選べば良いかの指標にもなるでしょう。
SAPには、プライベートクラウドとパブリッククラウドの2種類があります。近年、システムツールのクラウド化は決して珍しいものではありませんが、SAPクラウドを検討している場合、導入前にメリットやデメリットを把握しておくことが大切です。ここではSAPクラウドについて詳しく解説しているので、興味のある方は導入前に是非ご覧ください。
SAPは、SAP社が提供するERPのことです。Enterprise Resources Planningの略であるERPは、業経営の基本であるヒト・モノ・カネ・情報を適切に分配し活用する考え方や計画のこと。
SAP社が提供するERP以外にも、さまざまなERP製品があるので、その違いについてを解説します。SAPとERPは似た意味で使用されることも多いため、違いを把握しておくことで自社のニーズとのミスマッチを防ぎます。
SAP S/4HANAは、リアルタイムでのデータ処理能力を活かし、企業の迅速な意思決定を可能にします。在庫や売上といった重要データが遅滞なく反映されるため、最適なタイミングでの生産計画の見直しや欠品リスクの低減が期待できます。
SAP SuccessFactorsとは、採用から育成・評価までの人事業務をクラウド上で一元管理できるHCMソリューションです。業務効率の向上や従業員エンゲージメントの強化に寄与し、グローバル展開にも対応可能な柔軟性を備えています。特に属人化しやすい人事管理の標準化に効果を発揮します。
SAP BusinessAIは、SAP社のアプリケーションに組み込まれるAI機能群の総称です。AIアシスタント「Joule」を中心に、サプライチェーンや財務、人事など各業務の生産性向上に貢献します。データに基づいた客観的で迅速な意思決定を支援し、企業全体の業務改革を推進することを目的としています。
中堅企業へのSAP導入実績があるSAPパートナーの中でも、SAPから公式に技術力を評価されている証である「プラチナパートナー」または「ゴールドパートナー」認定の企業を厳選(※)。
業種別にSAP導入を得意とするパートナーを紹介します。
※参照元:SAP公式HP(https://partnerfinder.sap.com/profile/0000275536)
※参照元:SAP公式HP(https://partnerfinder.sap.com/profile/0000025940)
※参照元:SAP公式HP(https://partnerfinder.sap.com/profile/0000634267)
※1 90件(期間:1997年~2024年)※参照元:アイ・ピー・エス公式HP(https://ips.ne.jp/products/consulting)
※2 SAP S/4HANAの2つの導入オプションのこと。Private Editionは各社に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なため、複雑な業務プロセスに対応でき、Public Editionは標準機能により業務の標準化とコストを抑えた導入ができる。
※3 公式HPにあるSAP導入実績の中で、全21社中19社が商社向けの実績。
※4 SAP AWARD OF EXCELLENCE 2023<Cloud 部門>「Public Cloudアワード」※参照元:SAPジャパン(https://news.sap.com/japan/2023/03/sap-award-of-excellence-0310_partneraward/)
※5 参照元:フォーカスシステムズ プレスリリース[PDF](https://production-mkdd-news.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/urn%3Anewsml%3Atdnet.info%3A20221107557551/140120221107557551.pdf)